A+ Lunch ランチ (恵比寿・・六本木・・銀座・・青山・・赤坂・・)
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ピエール・ガニェール・ア・東京 ★★★★☆
 店内は茶系のベネチアンガラスモザイクタイルのグラデーションの曲面壁に覆われ、真ん中にはFLOSのモダンなシャンデリアが繭のようなものに覆われて配置されている。ブラウンスモークのガラスの向こうには調理場が見え隠れする。音楽はゲンズブールのフレンチポップ。客層は平日昼間だからか?90%以上女性である。席に着くとガニエール氏が挨拶に回って来てしばし写真撮影会場と化す。気難しいかと思いきや、二コリと爽やかな笑顔。これも演出か?と思えるほど場慣れしている。
 まずはシャンパンのカクテル。美味い。ミント入りのシャンパンが砂糖のスノースタイルで供される。デギュスタシオンスタイルの要するにつまみを、クリストフルのモダンなカトラリーで突付きながら、このカクテルを飲んでいるだけで幸せなランチのひと時を過ごせる。
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 飲み終わり、ソムリエ氏にグラスの白で料理に合うものをとリクエストすると、リストには無いけれど、ローヌのヴィオニエの白!を、こういう組み合わせも面白いですよ、と勧めらられた。ローヌの白って今回飲むまで実は安ワインというイメージしかなかった。興味半分で頼んでみると、樽香しっかり、酸味に切れがあり、複雑なアロマが立ち上がり、ボディは割としっかりしているのだけど、爽やかな感じで、美味しい。シャルドネともソービニヨンブロンとも確実に違う味。これには魅了されてしまった。2005年物。しかも一杯1500円!!!流石だと思ってしまった。普通にブルゴーニュの白でも合わない事は無いだろうけど、そこまで正統派の料理でもないので、ちょっと変化球を入れてみましたという感じをうけて、ソムリエ氏は言葉数は少なかったがなかなかのものだと感心した。こういう知らなかった美味いワインを知るのもレストランでの食事の楽しみの一つである。(隣の席のマダムには普通にムルソーとか勧めていたあたりも関心関心。)後で調べたら、les terrasses du palat 2005, condrieu 。(その筋には有名らしい。)

 料理は7500円のランチメニューだからか?味自体は普通、、。ちょっと辛口批評を書くが、全体に満足したことは先に書いておく。
まず、見た目には美しい、温度のメリハリの無い生ぬるい少量のアミューズがたくさん。オーソドックスなフレンチの手法で丁寧に創っているのは好印象。マシュマロは面白かったし、ハモンイベリコ賽の目切にパルミジャーノ焼乗せとか、その辺のバルメニュにもありそうなものが美味しかったけど、全体に突出したものは特に無し。食感の面白さや、味のメリハリにも欠ける。
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アントレのフォアグラも混ぜ物ではなくてやはりそのものの食べたいなあ、、。
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メインは金目鯛のポアレ、米酢でしめたウイキョウが和のテイストをねらっている?というのはわかるが、これで3星シェフのガニエールの料理?と期待値には残念ながら届かず、、。
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 パンは個人的には東京で一番好きなパン屋のメゾンカイザー製。(だから普段の味とも言える、、。)ガス水はシャテルドン。メインの頃になるとホール内はサービスの人で混み合う場面も。こういう店にしてはちょっと狭いかも、、。
 デゼールもたくさん出てきたが、何か味のピントが合っていない感じだった。甘すぎる印象。モロッコとか中東のお菓子のねっとりとした甘さだ。プルーンとかショコラとか。
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全体に総じてお皿の美しさは好印象だけど、イマイチ味が追いついていない感じだった。でも満足なのはコンセプト(様式美、形式美?)が良いからか。

 ラディシオン:ワイン2杯飲んで一人12000円!2時間半のランチと考えると充分満足で快適な時間を過ごせた。こういう店でCP云々するのもなんだけど、CPはすこぶる高い。特にワインには脱帽!サービスもよかったし。(でもサービスは席によってかなり違う印象を受けました。)ガニエール氏来日中で挨拶+握手できたし写真一緒に撮ったし(,,ミーハーだなあ、でも最後に料理の感想言いたかったんだけど出てこなかったのはちょっと残念。)。なんだかんだいって気持ちの良い満足なランチでした。でないとこんなに文章書きません。又来たい店です。
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